毎週火曜日1958分~2022

TOKYO MXにて放送中

成長を続けるリゾート運営の達人
一流の現場力 日本旅館メソッド多能工、フラット組織で世界へ

今回は前回同様、
星野リゾート代表
星野 佳路(よしはる)さんにお話を伺います。


前編では、星野リゾートの『競争優位』
経営戦略についてお話を伺いました。
後編となる今回では、人、組織、リーダーシップ、
そしてこれからのビジョンについてお話を伺います。

ゲスト紹介

星野リゾート代表

星野 佳路(ほしの よしはる)

1960年、長野県軽井沢町生まれ。1983年、慶應義塾大学経済学部卒業。米国コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。
1991年、星野温泉(現在の星野リゾート)社長に就任。所有と運営を一体とする日本の観光産業でいち早く運営特化戦略をとり、運営サービスを提供するビジネスモデルへ転換。2001〜2004年にかけて、山梨県のリゾナーレ、福島県のアルツ磐梯、北海道のトマムとリゾートの再建に取り組む一方、星野温泉旅館を改築し、2005年「星のや軽井沢」を開業。

現在、「星のや」、温泉旅館の「界」、リゾートホテルの「リゾナーレ」、都市観光ホテル「OMO(おも)」の4ブランドを中心に国内外37カ所で運営。
2019年には台中に「星のやグーグァン」を開業予定。

今回の「花押」

今回の「花押」

© Calligrapher Nozomi Ichikawa

うつぐみ

かしくさや うつぐみどぅまさる

一致協力することが優れて賢いことである。神への感謝と五穀豊穣を祈願する奉納芸能のお祭り、タナドゥイ(種取祭)が盛り上がる10月に伺った竹富島に500年も前から伝わるシマの基本精神だそうです。一人で何かを成し遂げるより、様々な才能が集い、協力することができれば、より強い力となる。伝統と格式を重んじながらも、それぞれが持つ「ずんぶん」、生きるための知恵を存分に活かし、3つの集落はまるで競い合うようにシマをよくしていこうと切磋琢磨するのだそうです。
やがて集落は国の重要伝統的建造群保存地区に選定されます。

それはまさに経営そのものであり、竹富島に4つめの集落を築き上げた星のリゾートが体現する経営精神であるかのようです。地域の魅力を最大限に活かしながら、モノ、コト、ヒトを徹底的に磨き上げ、顧客満足と利益の両立と最大化を実現する圧倒的な経営力。

世界の街中を日本車が走るように、世界中に星のリゾートがさらに展開する日はそう遠くないでしょう。

星野さんには「うつぐみ」という言葉をお送りしたいと思います。