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時代のオンリーワンを目指す老舗企業の底力
変わらぬ創業精神「創造と協創」で環境適応80年の系譜

日本は長寿企業の数としては、世界一と言われます。
世界でもっとも古い歴史を持つ企業は、西暦578年、
なんと飛鳥時代に創業した金剛組という日本企業なのだそうです。
今年2018年で、創業1440年となるこの金剛組は宮大工の歴史から現在でも神社仏閣の設計、施工、修理などを生業とする企業です。
歴史の長さという意味では、他にも金剛組に並ぶ企業が日本にはたくさんあるようです。
東京商工リサーチが2016年に発表したデータによれば、日本には創業100年以上の歴史のある企業がおよそ3万3千社以上。
また、2008年に韓国銀行が発表したデータによれば、創業200年以上続く企業が世界でおよそ5,600社あり、その半分が日本企業、続いてドイツ、オランダ、フランスの順に続きます。
もちろん他国とは大きく違う歴史的、あるいは地理的背景も要因として考えられますが、やはり日本企業ならではの経営に対する思想、価値観、なにより創業のDNAを伝承しつつ、変化する経営環境への適応能力の高さは特質に値します。
およそ80年の業暦をもつ今回お招きするこの企業との対話から、長寿企業に共通する理念、戦略、製品展開、従業員とともに成長する協創経営のあり方が見えてくるかもしれません。
今回の異才は、
株式会社コロナ
代表取締役会長 内田 力さんです。

ゲスト紹介

株式会社コロナ
代表取締役会長

内田 力(うちだ つとむ)

昭和20年(1945年)新潟県三条市生まれ。新潟大学工学部機械工学科卒業。株式会社内田製作所(現コロナ)に入社。
昭和48年 当社取締役企画室長に就任。常務、専務、副社長を経て、昭和58年 当社の代表取締役社長に就任。
平成28年 当社会長に就任。現在に至る。
社長就任からの33年間の間には、市場環境や自然環境の厳しい変化を社員と共に乗り越え、業界を牽引してきました。
その結果、数々の賞を頂きました。平成19年4月 藍綬褒章 平成29年4月 旭日小綬章 その他に 経済産業大臣表彰、文部科学大臣表彰科学技術賞、発明功労賞 等
座右の銘は、先代から受け継がれました。「誠実と努力」

今回の「花押」

今回の「花押」

© Calligrapher Nozomi Ichikawa

創造と協創

我が社の商品を何と定義するか?
我が社究極の強みを何であると見極めるか?

この二つの問いは企業の運命を大きく変えることになります。
この深遠なる問いへの慎重かつ大胆な解答によって企業はそのDNAを変化させずとも事業はいかようにも変化させます。

衰退か、次なる成長か
創業当初は石油燃焼技術を自社の強みであり、事業の起点として成長してきたコロナ、やがて生活文化の向上を自社のめざす方向として再定義。
これも創業者のDNA、コロナイズムの伝承と、コロナに関わるすべての方々の創造と協創における大胆な発想と事業開発力がもたらした結果です。

内田さんには、コロナの品質方針にも掲げておられる2つの言葉「創造と協創」という言葉を花押にしてお送りしたいと思います。